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タイトル考え中。MBTI、ソシオニクス、その他好きなことを自由に書いていきます。

MBTI®における最高の相性について①(ENFJ&ISTJ、ENTJ&ISFJ編)

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日本MBTI協会が出版している入門書によれば、MBTI®は決して相性診断ではないとのことなのですが、ある個人サイト(閉鎖されてしまいました)の相性論が非常に興味深かったので、それについて少し解釈を残しておきたいと思います。

相性100%の組み合わせとは

 

そのサイトによれば、最も相性の良いタイプの組み合わせは、判断的態度(J)/知覚的態度(P)が一致し、外向(E)/内向(I)と、直観(N)/感覚(S)、そして感情(F)/思考(T)が一致しない組み合わせだということです。

個々の例については後で述べることとしますが、アルファベット4文字中3文字が不一致ということですから、かなり性格に違いがあります。興味関心もまったく異なります。それでも相性が良いとされるのはどういうことなのでしょうか。今回から、4回にわけて、最も相性の良いタイプの組み合わせ8通りについて個別に論じていこうと思います。具体的には、

  • ENFJとISTJ
  • ENTJとISFJ
  • ENTPとISFP
  • ENFPとISTP
  • ESFJとINTJ
  • ESTJとINFJ
  • ESTPとINFP
  • ESFPとINTP

の8通りになります。見てわかる通り、最後のJ/P以外の3文字が一致しない組み合わせになっています。

 今回は、ENFJとISTJ、ENTJとISFJについて論じます。なお、本論はMBTI®を少し学んだ一般人による個人的な解釈になります。正確な知識を得たい方は、日本MBTI協会の出版物をご参照ください。

ENFJとISTJ

ENFJ――未来の幸せに貢献する人たち

ENFJの機能: 外向F→内向N→S→内向T

ENFJは簡単に言えば、人の幸福に働きかけるために外向F)、自分のインスピレーションを使う内向F)タイプです。私の美容師さんがENFJですが、お客さんのために理想のヘアスタイルを提供するお仕事ですから、天職であるように思います。さらに彼は、「人のためになれない仕事なんて、意味ないじゃないですか」と言っていました。ENFJらしい発言といえます。

青年期以降は、人の幸福に貢献するためには、理想像を思い描くだけではなく、「相手が今してほしいことは何か」に注目することS)の重要性に気づき始めます。お客さんに似合うヘアスタイルを提案するだけでなく、時には、お客さんが望むヘアスタイルを叶えてあげるのも大切だと学ぶのです。

一方で、行動の根拠をロジックに求める内向T)のは苦手です。先の美容師さんなら「論理的に正しいからって、それが人のためになるとは限らなくないですか?」と言うかもしれません。

ISTJ――今ここの問題に気づく人たち

ISTJの機能: 内向S→外向T→F→外向N

ISTJは、蓄えた知識や経験を基に内向S)、客観的な視点から物事を考える外向T)タイプです。私の知人ではいわゆる理系分野で活躍する人が多いです。実際の証拠から論理的に解を導き出す様子はさながら探偵のようで、私はISTJの推理に恐れおののいたことがあります。

 青年期以降は、自分の蓄積をより価値のあるものにするためには、「自分や周りは何をすべきか」という視点だけではなく、主観的な視点、すなわち「自分や周りは何をしたいのか」という視点F)も必要であると考え始めます。

一方、前例のない無根拠なアイディア外向N)には不安にさせられます。そういうイメージだけで物を語る人に「夢ばかり見てないで、現実を見ろ」と憤るISTJの姿は容易に思い浮かびます。

ENFJとISTJの相性

以上の特徴から相性の良さの説明ができそうです。

まず、ENFJの「人の幸福に奉仕したい」精神は、青年期以降ISTJが考え始める、自分はどうしたいのかという問いに心地よいヒントを与えてくれます。そして、ISTJが実際的な立場からものを言うとき、ENFJ相手が具体的に何を望んでいるのかを自然と知ることになります。

ISTJの優れた推理力は、時に負担になります。つまり、「自分は今何をすべきなのか」をいやでも理解してしまうため、自分の責務を全うしようと頑張りすぎたり、長い目で見れば別にする必要のないことにまで囚われたりするのです。このISTJの負担をすぐに見抜くのがENFJです。ENFJは、ISTJの負担を軽くするにはどうしたらよいかについてあれこれと考え、実行するでしょう。それは負担を代わりに引き受けるのではなく、負担を生じさせない環境を整えるといった形であらわれます。ENFJはまさにそのような時にこそ、生き甲斐を感じるのです。

一方で、ENFJは人のためになろうとする気持ちが大きいあまり、自分の心身の安全を無視して行動したり、的外れなお節介を始めたりすることがあります。ISTJは、ENFJ骨折り損のくたびれ儲け状態に陥っていることに即座に気付きます。そしてISTJENFJに対し、今何をすべきなのか的確な助言を与えるでしょう。「疲れてるみたいだから休んだほうがいい」と。

お互いがお互いの弱点を刺激しないのも良いところかもしれません。ENFJはイメージで物を言うので、一見ISTJを不安にさせてしまいそうですが、ENFJのイメージはISTJの苦手な「突然の思いつき」の類いではなく、形のない根拠として働くようなものです。また、ISTJが重視するロジックは推理のことであり、ENFJの苦手な「根拠としてのロジック」とは異なるものです。

相手の自然な振る舞いから多くを学び、無理することなく助け合い、地雷を踏むこともない、これらが最高の相性といわれる所以なのでしょう。

これ以降も同じように論を進めていきます。

ENTJとISFJ

 

ENTJ――正義のために戦う人たち

ENTJの機能: 外向T→内向N→S→内向F

ENTJは、社会全体の利益を生むために外向T)、自らのインスピレーションを働かせる内向N)タイプです。知人には、政治や経済、分析哲学に関心を示す人がいます。彼らの批判は的を射ていて嫌味がなく、厳しいことを言うわりに好印象なのが特徴です。

青年期以降になると、社会に働きかけるためには、理論だけではなく、実際に経験したり観察したりすることS)も必要だと考え始めます。

一方で自分がよければそれでいいという態度(内向F)には我慢がなりません。いつでも社会全体の未来を見据えているENTJにとって、自分の感情のままに行動するのはワガママであるように思えます。「それって個人の感想ですよね?」これはENTJらしい言葉なのかもしれません。

ISFJ――人の要望に敏感な人たち

ISFJの機能: 内向S→外向F→T→外向N

ISFJは、蓄えた知識や経験に基づき内向S)、人のために働きかける外向F)タイプです。人のことをよく見ており、相手が望むことを即座に察します。事務職に就きたがる人が多いです。

青年期以降は、自分の蓄積を価値あるものとするためには、人のためになるかどうかだけではなく、自分のしようとしていることが論理的に正しいものと言えるかどうかT)という視点も必要であると考えるようになります。

一方で、規範を無視した突然の思い付きによる行動外向N)には耐性がありません。ルールを守らない人を見かけると、普段の温厚さからはうってかわって冷徹になることがあります。

ENTJとISFJの相性

ENTJの正しさへのこだわりは、青年期以降のISFJ自分のしようとしていることは正しいのかという問いに自然にヒントを与えます。また、ISFJが事実に基づいて行動するとき、ENTJは青年期以降の課題である人々の具体的な行動に対する観察力を自然と磨くことになります。

ISFJ人の要望に対しあまりに敏感です。そのため、自分の可能性を犠牲にして相手に貢献しようとしますし、しかもそれが長期的に見れば全く相手のためにならないような仕方であることも少なくありません。ENTJはそのような行動の矛盾にいち早く気づき、正確な指摘をしてあげることができるのです。

一方ENTJは客観的な公平性に固執するあまり、某居酒屋チェーン並みにブラックな提案をしたり、自分の欲求をひどく抑圧したりすることがあります。ISFJは、そのようなENTJ痛ましいほど極端なストイックさにすぐさま気が付きます。そしてENTJ必要とする援助を正確に施すことができます。たとえば、相手がやろうとしているタスクの一部を引き受けるというような。

こうして、ENTJはストイックになりすぎることなく、そして、ISFJは自分を犠牲にしすぎることなく、お互いに学び助け合うような関係を築くことになります。 

 

続き→

sw8pc5.hatenablog.com

 

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