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タイトル考え中。MBTI、ソシオニクス、その他好きなことを自由に書いていきます。

先生と生徒の関係――先生、絶対に追いつけない人①

MBTIのタイプ間の相性については色々言われているようですが、その中に先生と生徒の関係というものがあります。*1名前の通り、一方が先生として、生徒にあたるもう一方を導くような関係です。今回から数記事にわたり、この関係について、少し私なりの解釈をのせてみようと考えます。

先生と生徒の関係

 

先生と生徒の関係は全部で16通りあります。以下に一覧表を用意しました。

先生(第一機能) 生徒(第一機能)
INTP(内向T) INFJ(内向N)
INFJ(内向N) ISFP(内向F)
ISFP(内向F) ISTJ(内向S)
ISTJ(内向S) INTP(内向T)
INFP(内向F) INTJ(内向N)
INTJ(内向N) ISTP(内向T)
ISTP(内向T) ISFJ(内向S)
ISFJ(内向S) INFP(内向F)
ENTP(外向N) ESTJ(外向T)
ESTJ(外向T) ESFP(外向S)
ESFP(外向S) ENFJ(外向F)
ENFJ(外向F) ENTP(外向N)
ENFP(外向N) ESFJ(外向F)
ESFJ(外向F) ESTP(外向S)
ESTP(外向S) ENTJ(外向T)
ENTJ(外向T) ENFP(外向N)

 第一機能*2は、そのタイプを特徴づける機能であり、そのタイプがもっとも得意とする機能のことです。

一応、具体的な内容は後で論じる予定なのですが、しばらく抽象的な話が続いてわかりにくいかもしれません。そこで、事前に過去記事の心的機能の表と裏(情報収集編)心的機能の表と裏(判断編)を読んで、雰囲気だけでもつかんでおくことをオススメします。

先生ってどういう人のこと?

 

さっそくですが、「先生」とはどういう人のことを指すのでしょうか。一般に学校や塾の教員など指導する立場にある人を先生と呼びますが、ここでは先生を追いつきたくても決して追いつけない人というふうに考えることにします。つまり、先生とは、①常に自分よりも先を行っている人であり、かつ②自分が追いかけたくなる人でなくてはなりません。この①と②を、タイプの持つ機能を用いて順に分析していきます。

①常に自分よりも先を行っている人

先生を定義する際に、真っ先に思い浮かんだ言葉は「尊敬」でした。にも拘わらずその単語を使わなかったのは、尊敬は別に先生だけに向けられるものではないと考えたからです。たとえば、「尊敬できるところもあるけど、全然ダメなところもある」というような部分的な尊敬があります。1文字目だけ等しい2タイプ(例: ENFJとESTP)間では、お互いにそのように感じて、相手の長所を学び短所を指摘する対等な関係になります。しかし、対等であればそれは先生とは言えません。先生は、常に自分の先を行っていなければなりません。

  先生: INTP(内向T→外向N→内向S→外向F)

  自分: INFJ(内向N→外向F→内向T→外向S)

上の例は、先生(INTP)と自分(INFJ)の持つ4機能をそれぞれ得意順に並べたものです。これを見ると、自分が3番目に持つ機能(内向T)を、先生は1番目に持っていることがわかります。1番目の機能は、もっとも得意とする機能でした。そして、3番目の機能は苦手意識があり改善したいと思う機能です。このことは、先生が自分がなかなかうまくできないことを当然のようにやってのけるという事態を意味しています。

そして、ここからが先の部分的尊敬を向け合う関係と異なるのですが、先生の短所は、自分にとってはさほど気にならないものでなければいけません。短所とは、3番目の機能と4番目の機能のことをさします。つまり、上の例で言うと、先生であるINTPは、内向Sと外向Fを短所に持つということです。そしてそれらの短所は、自分であるINFJにはさほど気にならないものとして映っています。なぜなら、まず、INTPのもっとも苦手な外向Fが、もっとも得意な内向Tによって補完されているからです。内向TはINFJがもっとも羨む機能であるため、外向Fの未熟さは気に障らないのです。さらに、外向Sを4番目に持つINFJは、INTPの内向Sの未熟さに気づけません。むしろ、INFJからはINTPの内向Sは優れているようにすら見えています。

 

②は、次回↓

 

*1:英語ではbenefactorとbeneficiaryと呼ばれています。

*2:ふつう、主機能や優勢機能などと呼ばれますが、順番がわかりやすいほうがいいので、ここでは第一機能と表記することにしました。