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ブログ

タイトル考え中。MBTI、ソシオニクス、その他好きなことを自由に書いていきます。

先生と生徒の関係――生徒、守りたい人②

前回(先生と生徒の関係──生徒、守りたい人① )の続きです。

「生徒」とは、①いつも自分の後ろをついてくる人であり、かつ②導いてあげたくなる人のこととしました。前回は①について解説しましたので、今回は②の分析に入ります。

以下は、一覧表です。ちなみに第一機能とは、そのタイプが一番得意とする機能のことです。

先生(第一機能) 生徒(第一機能)
INTP(内向T) INFJ(内向N)
INFJ(内向N) ISFP(内向F)
ISFP(内向F) ISTJ(内向S)
ISTJ(内向S) INTP(内向T)
INFP(内向F) INTJ(内向N)
INTJ(内向N) ISTP(内向T)
ISTP(内向T) ISFJ(内向S)
ISFJ(内向S) INFP(内向F)
ENTP(外向N) ESTJ(外向T)
ESTJ(外向T) ESFP(外向S)
ESFP(外向S) ENFJ(外向F)
ENFJ(外向F) ENTP(外向N)
ENFP(外向N) ESFJ(外向F)
ESFJ(外向F) ESTP(外向S)
ESTP(外向S) ENTJ(外向T)
ENTJ(外向T) ENFP(外向N)

 今回も抽象的な議論になるので、わかりづらいと思った場合は、心的機能の表と裏(情報収集編)心的機能の表と裏(判断編)を読み、機能のニュアンスだけでもつかんでおくことをオススメしています。

 

②導いてあげたくなる人

先生には「生徒」の短所が目につきますが、他にも短所が目についてしまうタイプはいます。たとえば超自我関係(真ん中の2文字のみ異なるINTJとISFJなど)や真逆のタイプ(ISTPとENFJなど)にあたる人については、自分が当然のようにできることをできないために、バカとすら思うかもしれません。そして甲斐甲斐しくお世話しようと思うよりはむしろ「目につかないところで勝手にやってくれ」と距離を置くことを選ぶことでしょう。しかし、同じように短所が目につく生徒のことは、見捨てることをしません。それは、生徒が自分にとってもっとも恐れている失敗を繰り返す存在だからです。

もっとも恐れている失敗とは何でしょうか。それは、第四機能の暴走によってもたらされる失敗です。もっとも苦手とする第四機能は、もっとも得意な第一機能によってその不足を補われるため、普段は前面に現れることはありません。しかし、第一機能が機能しなくなったとき、第四機能は顔を出します。「冷静になれば絶対こんな失敗しなかったはずなのに」と悔やんだ経験はありませんか?避けられたはずの失敗、これがもっとも恐れる失敗です。

 INFJ: 内向N→外向F→内向T→外向S

具体例を挙げて見ていきます。内向機能は自分に向き合うとき(内向するとき)、外向は自分以外の人やものに関わるとき(外向するとき)に作動します。そのため、内向機能は、外向機能が働いているときには弱まります。INFJのもっとも恐れる失敗は、内向Nの機能不全による外向Sの暴走ですから、過剰に外向していて、内向する余裕のないときに起こります。

ただし、先にも述べたとおり、第四機能である外向Sは、第一機能の内向Nによって抑制されるため、みずから作動することは稀です。ということは、もう一つの外向機能である外向Fがトリガーになっていると言えます。実際に外向FはINFJの第二機能であり、たびたびINFJを外向させます。この外向Fの手綱を握るのは内向Tなのですが、INFJは内向Tを第三機能に持っているため、外向Fをうまくコントロールできません。その結果、一度外向Fが作動すると再び内向に引き戻すのは難しく、そうこうしているうちに内向Nは機能しなくなり、ついには内向Nの手を離れた外向Sが作動して暴走してしまう…。これがもっとも恐れる失敗の原因の構造です。

 

  自分: INFJ(内向N→外向F→内向T→外向S)

  生徒: ISFP(内向F→外向S→内向N→外向T)

(1)外向Fの過活動を引き金に、(2)内向Nの機能不全に陥り、これがINFJに(3)外向Sという破滅をもたらす。生徒のISFPは、これと似た失敗を繰り返します。ISFPは、第一機能の内向Fによって判断をしますが、これはINFJには(1)´Fの過活動という不安要素として映ります。しかもISFPは、第三機能の(2)´内向Nが未熟なために、しばしば第二機能の(3)´外向Sに翻弄されます。このようにして、ISFPは、INFJがもっとも恐れる失敗を平気でしでかすように見えるのです。

このようなISFPの失敗は、INFJには見るに耐えないものです。そのため、INFJは何としてでもISFPに内向Nを鍛えてもらおうと思います。そういうわけで、先生は生徒を見捨てることができないのです。見捨ててしまえば、生徒はきっと破滅してしまうから。

しかし、ここまで読んでいただければおわかりかもしれませんが、生徒が繰り返すこの手の失敗は、当の本人からすれば大した痛手ではありません。先生にとっての「破滅」は、生徒にはせいぜい「克服すべき課題」程度なのです。そのため、生徒はこれからも失敗を繰り返し続けるでしょう。そして先生の目には、なかなか言うことを聞いてくれないもどかしい人として映り続けることでしょう。

 

うまくまとめられなかった感がありますが、この辺りで終わりにしたいと思います。次回以降は、より具体的な話に入っていく予定です。

 

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