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好きなことについてひたすら語るブログです。

ソシオニクス入門④~自我、イド、超自我、超イド~

ソシオニクス MBTI

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MBTI相性論ことソシオニクス入門4回目です。

今回は、前回少しだけ触れた自我、超自我、イド、超イドの4区分について話をしたいと思います。

 

ちなみに前回の記事はこちらです。意識と無意識という2区分を取扱いました。

そして今回も、以下のような表を用意しました。

モデルA(INTJ)
意識 自我 ①内向N ②外向T
超自我 ④外向F ③内向S
無意識 超イド ⑥内向F ⑤外向S
イド ⑦外向N ⑧内向T

意識に自我と超自我、無意識に超イドとイドが属しているのがわかります。

この表の読み方ですが、まずINTJのモデルAですので、INTJの自我が①内向Nと②外向T、INTJの超自我が③内向Sと④外向F…という具合になります。そのままですね。他のタイプの方は以下を参照してください。全タイプのモデルAを載せています。

自我、イド、超自我

まず自我、イド、超自我という精神分析の基本を確認しましょう。精神分析によると、自我は、たびたびイド超自我の対立する要求に悩まされます。自我は外界の認識、超自我は外界への適応、イドは内界の認識と関わります。それを踏まえると、このイドと超自我の対立とは、内界をありのままに認識すべきかそれとも外界に適応するため努力すべきか、すなわち、ありのままの自分を受け入れるか社会に適合するため奮闘するかの葛藤のことと言えるでしょう。

アニメなどで葛藤を表すときによく使われるモチーフ、天使と悪魔を思い浮かべてくださればと思います。イドは言うまでもなく悪魔です。超自我は天使ですが、ただしここではメチャクチャ厳しい天使です。悪魔の言うことに従っていれば待ち受けるのは破滅ですが、しかし天使の言うことばかり聞いていても疲れ果ててしまいます。現に超自我の命令を何もかも真に受けてしまっている状態を、精神分析ではうつ病と言います。

f:id:swpc5hate:20161128181301p:plain仕事に行けないこともあるさ〜サボっても仕方ないことだよ〜!

f:id:swpc5hate:20161128181204p:plainみんな自分の都合を我慢して仕事してんだよ、迷惑をかけてんじゃねえ

f:id:swpc5hate:20161128181613p:plainそれは仕事に関係ないでしょ…でもな…

 

「超イド」の発明

この構図、つまり天使と悪魔に悩まされる自分の行く末が、破滅かそれともうつ病という名の破滅かしかないというのは、ゆゆしき事態です。しかしそうなるのも無理のないことです。なぜなら、そこには自分のために頑張るという視点が欠けているからです。そうです、内界の適応に関わる超イドのことです。

優柔不断な主人公を自我、自我をそそのかす悪魔がイド、厳しいわりに無力な天使が超自我とすると、イドを監視して命令を下すのが超イドの役割です。漫画のキャラクターにたとえるなら、突然深夜に起きてきて「どこ行くの?」と問いかける幼い子ども、盗み聞きを謝罪しつつ「それでいいの?」と詰め寄ってくる親友、あるいは主人公の外出を妨害する突然の雨、これも場合によっては超イド的と言えましょう。

f:id:swpc5hate:20161128181204p:plain職場の人がどれだけ迷惑してるかわかってんのかよ

f:id:swpc5hate:20161128181301p:plainそうは言っても行けないもんは仕方ない、仕方ないよ〜!だからサボるしかない!

f:id:swpc5hate:20161128181613p:plain………サボるしかない

f:id:swpc5hate:20161130160041p:plainちょっと待ちなよ!本当に仕事をサボりたいの?

f:id:swpc5hate:20161130162818p:plainサ、サボりたくない………!!

f:id:swpc5hate:20161130160041p:plainそうでしょ?だったら行こうよ!

f:id:swpc5hate:20161130162818p:plainう、うん………!!

 つまり超イドとは、主人公が破滅しようとしているとき、突如背後から現れて主人公を我に返らせる他者です。*1超イドはいつも対立の外部からあらわれ、自分の本心に向き合うきっかけを与えてくれるのです。

ここでは、人間が他者へと向かう必然性が示唆されています。超イドは、イドと超自我の対立を解消する重要な役割を担うにもかかわらず、無意識であり、自分ではなかなか意識できないものだからです。それゆえ人間は、超イドの発達を助けてくれる他者を求めずにはいられないし、さらにはその探求こそが自己実現そのものだということになります。

私からあなたへ。このようにして、ソシオニクスは〈私〉個人の分析から、〈私〉と〈あなた〉という人間関係の分析へと滑らかに移行するのです。

おまけ

冒頭の表に画像をあてはめてみました。

モデルA(INTJ)
意識

自我

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①内向N

②外向T

超自我

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④外向F ③内向S
無意識

超イド

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⑥内向F ⑤外向S

イド

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⑦外向N ⑧内向T

とてもわかりやすいですね。(有無を言わさないスタイル)

文中の会話は、再現できているかはわかりませんが、一応このINTJのモデルAを意識しながら作成したものです。セリフは以下の骨組に肉付けする感じで組み立てました。

 自我:独自の法則で(①内向N)正々堂々戦おう(②外向T)とする

 超自我:知識を蓄えて(③内向S)人の感情に寄り添え(④外向F)と命令する

 超イド:ありのままの(⑤外向S)自分の感情に向き合え(⑥内向F)と命令する

 イド:多角的な見方(⑦外向N)をして自分を正当化しよう(⑧内向T)とする

 

次回は、お待ちかねのタイプ間の相性分析へと突入します。

 

*1:ここでは他者autreを、他人autruiとは区別して考えています。他者は、自分以外のものなら、人の形をしていなくてもいいのです。