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タイトル考え中。MBTI、ソシオニクス、その他好きなことを自由に書いていきます。

モデルAを用いてタイプを記述する⑯〜ESTP〜

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ついにこのシリーズも最終回となりました。最初は、ソシオニクスのモデルA的に各タイプを理解しようとするとどういうことになるんだろうと考えたのがきっかけでしたが、訳してみると思った以上に面白かったです(個人的には)。ラストはESTPです。

 

 前回↓

ENTP↓ 

ESTP(ソシオニクス表記:ESTp、SLE)

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①主導:外向S

活発に行動したり人とかかわったりしている人々といると気楽さを感じます。人を組織し、必要に応じて動かし、特定の目標へと方向づけることができます。他者に服従したりさらに貢献したりも好きですが、それはより効率的に「物事を起こす」ことができるからなのです。

自分の周りで生じている縄張り争いや対立に敏感です。他人から攻撃的あるいは敵対的な方法で動かされそうになったり何かをさせられそうになったりすると、即座に自分も敵対します。人々がお互いに操作しようとしていたり何らかの目的をもって自分を組織化しようとしていたりするとすぐに察知します。また、自分の目的を達成するために自主的に攻撃をしかけることもあります。

自分が何をして、何を着て、何を食べて、何に似ていて…などをすべて自分で決めたいと思っており、他人に決められそうになると憤慨します。しかし、自分がもっとも目立てるのであれば、他者の考えやアドバイスや発想も喜んで取り入れます。

困難な状況で自分の意志を試すのを楽しみます。人生を逆境と困難にみちた険しい道のりとして捉え、切り抜けて打破しなければならないものと考えています。

②創造:内向T

自分が経験したり学習したりしてきた一連の現象を説明するため、論理体系化や公式化を簡単に行います。しかし、この論理体系あるいはそれに基づく説明は、永久的でもなければ包括的なものでもありません。新しい経験や情報が加えられれば変わることもありますし、アッサリ切り捨てられることすらあります。

 ③仮面:外向N

他人の動機や意図や能力がよくわからないので、わかりやすい指示や任務を与えてそれを果たせるかどうかで他人の意図や能力を判断することを好みます。

直接経験したことのないことについての情報と同じように、あらゆる予測不可能な奇抜なふるまいや発展に対しては、不信と懐疑を表立って表現する傾向にあります。しかし、新しい物事に直接対処する機会が一定期間設けられそれに慣れてしまえば、不信にみちた態度は見せなくなります。この人たちは、物事に直接関与できるときには瞬時に適応できるのです。その一方で、しばらく先の未来のことを言われたり、「いつか役に立つかもよ」といって無秩序に情報を与えられたりするだけで、どうしたらいいかわからなくなってしまうのも彼らなのです。

彼らは、何が「一般的に」そして自分の興味に影響しない領域において待ち受けているのかよりも、近い将来、自分の目に見える範囲で何が起ころうとしているのかを知りたがります。

他人がはっきりしない理由で遅刻したり独自的で予測不可能なふるまいをしたりするときに、特に怒りを覚えます。宙に浮いている感じ、未来が不確定である感じがするので、行動指向の人々には耐えられないのです。

④脆弱:内向F

このタイプの人たちは、ふつう人間関係のニュアンスに注意を払いません。だからはっきりとした定義のない関係においては、その人との関係を過度に疑ったり逆に過度に信じ込んでしまったりします。ただ、このような人間関係には関係性のニュアンス以上にもっと大切なことがあるのです。というのも人間関係は客観的な相互利益と関わっているからです。人間関係を自分へのご褒美と考えるよりは、お互いに楽しませたりお互いの目標を達成したりすることを重要な焦点と考えているのです。彼らは、自分の気持ちを積極的に察してもらったり心配してもらったりすることを他人に期待していません。だから、自分に直接の影響がない限り、人の気持ちを気にかける意味がわからないと思っています。人が感情を言葉や行動で表現しない場合、個人的な感情が反映された言い分は、このタイプの印象には完全には残りません。「はっきりとは非難しなかったが、相手の目にはあなたの行動が非道徳的なものとして映っていたのかもしれない」とそれとなく言われると、このタイプの人たちは困惑します。機転を利かした言い方をされないと、この提言を退けるか、これに攻撃的に反応するかになります。

深い感情を表現することには、それをするのが相手であろうが自分であろうが、気まずさを感じます。彼らは、自分の本当の気持ちを相手に負わせる「権利」が自分にあるとは思っていません。それは、他人の本当の気持ち(たとえ明るくて純粋なものであっても)がどれだけ自分にとって不快であるかを知っているからであり、そして彼自身、本当の気持ちを表現することが苦手だからです。

⑤盲点:内向N

 

現在の流れが行き着く先を予測したり、行動を起こすか起こすまいかのタイミングを見計らったりする能力に自信のある人を魅力的だと思います。このタイプは衝動的ですが同時に衝動に任せすぎないようにもしたいのです。しかしその手の能力には自信がないので、だからこそ、どこまでやるべきなのかとか、いつやめるべきなのかなど、引き際をよくわかっている人々には畏敬の念を抱き、仲良くなりたいと強く思います。

また、自分の人生に、身体を超えた素晴らしい意味を感じたいと強く思っており、自分に生の輝きを見せてくれる人との関わりを楽しみます。

⑥動員:外向F

みんながワイワイと笑って冗談を言い、情動的な自由と自発性を感じられるような状況を願っています。しかし、大方自力でこの雰囲気を作り出すことはできないので、他の人が率先して刺激的で楽しい雰囲気を作り出しやすい状況を作るという方法をとります。このような試みに失敗すると狼狽するのですが、そういうときには狼狽を隠すか、不満やイライラをもってそれに対応するかします。

⑦抑圧:内向S

自分の身体の状態と自分の感覚の質を評価するのは非常に得意ですが、世界を体験したり世界と関わったりといった、外へと向かう行動を優先します。外の世界でやるべきことがあるというのに、頑なに心の平和や安定に目を向ける人にはいらいらします。このタイプ曰く、自分の感覚を探究することは、自分のプライベートな時間の内でやるべきことであり、公共の場では、最初にすべて評価することなく、その場の状況に接したり溶け込んだり、あるいは舵をとったりする覚悟をしておくべきなのです。

⑧禁忌:外向T

情報や主張、行動のどの側面が事実として正しいのか、利用できる外的な情報源と照らし合わせることで理解するのが得意です。しかし、外向S(や外向N)によって培われた概念を追究するときには、自分の中の論理的な一貫性と比べると、重要でないと考える傾向にあります。情報を公表するときにも、事実に焦点を合わせることは、高めたい外向S的な力(や探求したい外向N的な概念)があるときには無意味な行為だと考えます。

所感

⑦抑圧された内向Sを読むと、外向Sと内向Sのニュアンスの違いがわかりやすいかなと思います。知人のESTPに「あなたは謙虚にしてないでもう少しイキったほうがいいよ」と言われたことがありますが(笑)、これはまさに⑦的な「内向Sじゃなくて外向Sをやれ」というメッセージのように感じられます。なんとなく謙虚さは内向S、イキりは外向Sかなぁと思うんですよね。確かに私自身、謙虚でいるより上手にイキりたい(笑)。

というわけで、16タイプのすべての記述が終了しました。和訳の改善案、質問などあれば、ぜひコメントに残してくださればと思います。

参考:Information elements - Wikisocion