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幻想関係、「本当のあなた」は見えぬまま

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先日、ENTP氏と相性についての議論が白熱したので、ENTPとINFJの相性である幻想関係も訳してみることにしました。シリーズ化するつもりなかったんですけどね、最初からシリーズ化を決めて売るゲームソフトがあるかよって話ですよ。ちがうか。

 

相性一覧は以下。 

幻想関係

幻想関係(蜃気楼関係)は、準双対関係のように、双対関係に似た関係です。お互いの機能の大部分が、相手の無意識に期待していることと直結しているのです。準双対関係の相手は、双対関係の相手と奇数番目の機能が共通していますが、幻想関係だと偶数番目の機能が同じになります。つまり、一方が②創造、④脆弱、⑥動員、⑧禁忌の機能をつかうと、多かれ少なかれそれが相手の期待に添います。しかし残りはというと、快適なやりとりのために期待されることとは真逆です。実際には、以下のような見方をしているということになります。要は、相手は実際に起こる問題を解決するときには頼りになるけれども、⑤盲点の機能を通した提案がなされないという点で、双対関係や準双対関係とは違い、相手を魅力的とは思わないということです。

距離が遠いときには、幻想関係は、お互いの態度の振れ幅――好意を持つところから嘲笑するところまで――を経験するかもしれません。しかし、これはほとんどの場合において真実なのです。たとえ情動的に親しくなるよう駆り立てられていなくとも、距離が近くなると、2人はお互いにさまざまなやり方で実践的な手助けをすることができるとわかります。第一機能のアルファベットが共通するので生活スタイルは近くなりますし、一方はE(外向)型、他方はI(内向)型なので、分業は自然に行われます。このような重大な一致が根底にあるにもかかわらず、関係が長引くと、相手の①主導する機能ゆえ、2人の関係のすべてに不満を覚えることになります。相手に対し無意識に、物事についての一般的な感情を受け入れそれに基づくよう期待しているのですが、幻想関係の相手は、必然的に、自分とはどこか相容れないような完全独自の世界観を表すのです。これは、自分の①主導する機能が内向Sなら相手は外向S、外向Fなら内向F……というふうになるからです。世界観や中心的な価値観、一般的なアプローチのしかたは、2人が似たような事柄に注目するときには似ているのですが、実際にはほとんど一致しません。自分がただちに取り組まなければならないチャンスだと見なしている横で、相手はしばらくは何もしないで待ちたがっているのです。それから局面がかわって、相手が突然やる気を見せたときには、自分はというと、別にやることはないなと思っています。

幻想関係は、相手の「隠れた課題」である⑥動員する機能を、自分の②創造する機能としてもつような2タイプの関係です。しかし、一方の①主導する機能は、他方の⑦抑圧された機能なのです。このことは、世界との関わり方で言えば2人は双対関係のようですが、世界の見方はそうではないということを意味します。幻想関係は、外から見れば親密で合っているように思われがちなのですが、当事者たちはうまくやっていけないと感じているかもしれません。距離が縮まれば縮まるほど、緊迫します。幻想関係の親子の家は荒れ狂いますが、休暇を一緒に過ごすときには自然体でリラックスし有益な関係となるでしょう。

幻想関係は、見かけ上の相性の良さに期待したり、時たま軽い口論になって相手への理解や寛容さが相殺されたり、完全に相手の生活スタイルが嫌になったりと変動します。この関係はいつもスムーズに進行するのですが、2人がどれくらいの距離感であり、どんな仲からスタートし、どちらが関係を主導しているのか(大抵は年上で経験豊富な方になります)に依存しています。相手の生活スタイルへの無理解は、波乱の最大の原因となるように思われます。

見解①(by Bukalov, Boiko)

この関係は大抵楽しいのですが、それは遊んでいる時間に限られます。相手の思考を捉えようとしても、それはまるでもくもくと立ち込めた煙の中にあるようで、全然はっきり見えません。そのため、一緒になって何かを真剣に成し遂げるのは難しいのです。相手の意図が完全に届くことはありません。綿でできた壁が立ちはだかって、相手の意図を吸い取ってしまうかのようです。このことから、幻想関係においては完璧な相互理解はできないと言われるのです。問題について議論すると、2人は異なる視点に興味を持つのですが、そこからしばしば「どうしたらそんなつまらないことに興味を持てるんだろう」という疑問が生じてイライラします。共通で何かをするときにも同じことが言えて、相手にとっての積極的な活動は自分にとってのダラケなので、相手の協力は自分をダラケさせる誘惑に見えます。また、家族間においては、お互いにあまり興味を示すことができません。

見解②(by Gulenko)

心地よさの妨害

コミュニケーションは面白いというよりは役に立ちます。穏やかにコミュニケーションをとれているときに限っては2人は心地よくいられます。まったく突然に意見の不一致や口論が起こるかもしれません。2人がストレスフルな状況に陥ったときは、均衡は崩れます。お互いをたやすく落ち着かせることができなくなります。何が不快かというと、相手がいきなりぶしつけに個人的な問題に干渉してくることがあるのです。その結果、自分の境界を引き直すため、相手に立ち向かうことになるのです。幻想関係の相手は一般にあなたの興味関心や趣味には全面的には賛成しません。議論はあまり生産的ではありません。

関係性の2つの特徴

 

幻想関係の2人はグループでつるむよりはむしろ1:1での会話を楽しみます。第三者の影響で巻き起こる議論は、深刻な意見の不一致に発展するかもしれません。このペアは、外の世界にはほとんど興味を示さず、自分たちだけの世界と自分たちの間の問題に焦点を合わせて周囲から孤立することがあります。

幻想関係の特徴は、相手のことを理解できたと思ったらできなくなって、理解できないと思ったらできるようになって…を繰り返すところにあります。ここから2人は、そのときの気分に左右される開いてのふるまいを予測できるようにならなければいけなくなります。真理や共通の視点などの探求を目指して行われる議論は、効果がありません。この関係では妥協点に到達できることが大切です。一緒に協力して生活スタイルを計画することは多くの場合不可能です。また、2人がお互いに作り出す計画も、蜃気楼的、幻想的な性質をもっています。この関係は、生産的な仕事よりもむしろ娯楽活動をするのにふさわしい関係です。

幻想関係は、熱狂的で情緒的な雰囲気と妙なユーモアを生み出すという特徴もあります。幻想関係にとって、自分の心的な状態の多様性――調和にうっとりしたと思ったら、相手に本当の嫌悪を抱くなど――は、暗示的です。感情が溢れ出しそうな状態を変容させることは、幻想関係においては定期的に起こることで、お互いの自信を強めることになるのですが、同時に、人の幸せがいかに脆いかを知って悲しみに暮れることもあります。

この関係はしばしば好奇心と同時に悪い予感で満たされます。この関係においては、たとえ失敗して苦い思いを経験してもなお、改善の余地があると信じて疑いません。両者の直観の質を強化することは、お互いに早まった行動をしないようにすることと相手に慣れていくことの助けになります。幻想関係では、強い情動が沸き起こります。関係を安定させるためには、相手に心からの共感をしなければいけません。相手の主体性に敏感に応えられるように努めましょう。

幻想関係は、また、不可避的に崩壊します。2人は自主性や、相手の関心とは異なる自分自身の関心を持つことの権利をめぐって張り合うかもしれません。口論になると、自分の視点を説明しようとしないままに自分の正当性ばかりを主張し合うのが特徴的です。しかし、距離をとってしばらく置けば、2人は落ち着きを見せます。この関係においては自分が正しいこと、自分の判断が正しいものであるということを論理的に証明しようとしても、あまり意味はありません。

仲良くやっていくアドバイス

この関係は自発的なものとして分類することができます。行動に秩序を求めること、あるいは相手の意志に反する行動をするよう強いることは意味をなしません。専門的なことで共同作業するのは良いですが、ゼネラルな企業活動をするとなるとかなり問題が生じます。

相手の行動の理屈を探してはいけません。どちらが正しいのか議論するのではなく、人生やその複雑さについて腹を割って話し合うほうが良いでしょう。この関係は安心感を与え夢をみさせてくれます。ユーモアや楽観的な雰囲気からは得るものがあります。教養があり美的に洗練された小さい集団の中で関わりを持つのが特徴的です。

お互いに協力を強要してはいけません。この関係は、穏やかな状態と紳士的なふるまいの下で安定するのです。相手の気分にしっかり注意を向けて、それに自分を合わせましょう。そうすれば2人の主従関係がはっきりすることでしょう。好奇心をかきたてる奇妙で神秘的な現象について話し合いましょう。一方が活動を再び始めたときは、他方はそれに参加して、疑問を投げかけることなくサポートしようとすべきです。

見解③(by Gulenko, Molodtsev)

リラックスできる関係です。家族の中では十分に快適で楽しくて順調な生活を送れますが、一緒に活動するとなると無益な関係です。相手をリラックスさせる、つまりは戦闘モードを解除してやる気をなくさせることについては、幻想関係の右に出る関係はありません。幻想関係の相手と無駄に動き回ったり休憩したり、どうでもいいことについて語らったりするときには心地よいと感じます。まるで、ゆらゆらゆれる蜃気楼のように、幻想関係の相手はかすんでいて焦点が合わせられないのです。こんな相手と一緒にいるのですから、真剣に仕事をしようとは思えなくなります。そのため、2人のビジネス活動は複雑なものになります。お互いの行動の動機のことになると、完全に途方に暮れてしまうのです。相手が励んでいることは、非現実的で注目するに値しないように思えます。この関係はお互いから異なる振る舞いを期待するので、どんな活動に取り組むときでも相手の熱をさましてしまいます。そこにはまるで伝言ゲームをしているかのようなずれがあります。この手のコミュニケーションは、外から見ている分には面白いです。一方が他方の話を不意にずかずかと遮る様子は、ShirvindtとDerzhavin(※ロシアの俳優みたいです)との間で交わされる面白いやりとりにも似ています。この関係におけるI(内向)型の方は、E(外向)型の方の、自分の意見を押し付けることで自主性をふたたび主張しようとする試みを妨害しようとするでしょう。E型の方はというと、I型の相手を「フツウの人」に治したがるでしょう。この関係の破局はたいてい一次的なものです。お互いに惹かれ合います。同時に、お互いの能力を批判的に評価します。時々この関係はとても暖かなものになります。話し合いよりも行動して、なんとか一緒に目標を達成するときに、生じる空気です。無事成功した共同作業の結果について話し合うのは励みにはなりますが、新しいプロジェクトを始める試みは以前と同じ困難に直面します。2人で多くのことを達成するのは、割り振られた仕事を組み合わせたり行ったりする能力が大いに弱まってしまうので、困難であるとわかります。

まとめ

なんかわかるようでわからないようでという感じでした。特徴を雑にまとめると

  • 相手への印象がとにかく大きくぶれる。(=まるで幻想?)
  • 相手はどうでもいいことに励んでいるし、相手の思考は理解できない。
  • だらっとしてしまうので、遊び仲間にすると吉。

こんな感じでしょうか。

ちなみに冒頭でのENTP氏との話し合いでは、「お互いエロスを感じるのに満たされることのないもどかしさから相手を殴ってしまう関係」という結論になった気がします(笑)これは上の印象のブレにも関係しそうですね。確かにENTPとは、めっちゃ仲良いときと本気でムカつくときの落差がすごいなとは感じます。あとENTPからすると、INFJは「修道女並みに禁欲的なのにパッションが透けて見えるからエロい」らしいです。よくわかりませんが、何かの参考にしてください。