いざよいブログ

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心的機能の二項対立②~外向F/内向T、外向T/内向F~

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前回、心的機能について触れ、4つの二項対立のうち1. 外向N/内向S、2. 外向S/内向Nの2つの二項対立を紹介しました。今回は、残りの3. 外向F/内向T、4. 外向T/内向Fについて私なりの解釈をまとめていきたいと思います。

 

前回:

二項対立、機能の裏と表(続き)

前回のおさらいですが、8通りある心的機能は、以下のような4つの二項対立であらわすことができます。

  1. 外向N/内向S
  2. 内向N/外向S
  3. 外向F/内向T
  4. 内向F/外向T

これらはすべて、片方を選んだら片方は選ばない、というような類のものです。例えば、外向N/内向Sなら、外向Nを使うときには内向Sは使わない、ということになります。これから紹介する2つの二項対立も、そのようなものだと考えてください。

3. 雰囲気の外向F/理屈の内向T

人の気持ちを気にかけて行動しようとするのは、外向Fのはたらきです。喜んでいるか、悲しみはしないかなど、その場の雰囲気が判断の基準になります。

それに裏付けを与えるのは、内向Tです。論理的に考えてつじつまが合うかどうか、それをする必然性があるのかなど、判断は一定の法則に基づいて矛盾のないように行います。

この2つの機能も二項対立です。雰囲気を良くすることに神経を使っているとき(外向F)には、筋が通っているのか、必然性があるのかなどを考える(内向T)余裕はありません。逆に筋が通っているかどうか・必然性があるかを精査するとき(内向T)には、人の気持ちや雰囲気を考慮する(外向F)ことまで気が回らないでしょう。

外向Fばかり使うENFJやESFJは、内向Tはおろそかになります。また、内向Tばかり使うINTPやISTPは、外向Fがおろそかになります。おろそかになっている部分で苦労することがあるかもしれません。この外向F/内向Tという二項対立で考えるタイプは、以下のようになります。

外向F←EN*J I*FJ E*TP I*TP→内向T

 

4. 客観の外向T/主観の内向F

全体の利益という視点から、自分がなすべきことをしようとするのが外向Tのはたらきです。全体のプラスに繋がるかどうか、が行動の基準になります。

それと裏表の関係になっているのは、自分の感情に基づいて考える内向Fです。自分がそれをしたいかどうか、自分の思いに矛盾しないかで判断します。

一方のはたらきが強まれば、もう一方は弱まります。チーム一丸となってある目標を達成しようとする場合(外向T)には、自分の思いを勘定にいれている(内向F)ひまはありません。一方で、自分の思いに重きを置く(内向F)ときには、チーム全体の利益(外向T)はどうでもいい基準になりえます。

外向Tが強いENTJやESTJは、内向Fには考えが及ばず、苦労することがあるかもしれません。逆に、内向Fが強いINFPやISFPは、外向Tを考慮しないことによって苦労することでしょう。この外向T/内向Fという二項対立で考えるタイプは、以下のようになります。

 外向T←E*TJ I*TJ E*FP I*FP→内向F 

まとめ

前回と今回で、外向N/内向S、外向S/内向N、外向F/内向T、外向T/内向Fのすべての二項対立を見ていきました。

この深く考えることのメリットは、たとえばENTJとENTPのような2タイプの違いがわかることです。ENTJは外向Sか内向Nか、あるいは外向Tか内向Fかという考え方はしますが、そもそも外向Nか内向Sか、外向Fか内向Tかという考え方はしないのです。E/I、N/S、F/T、J/Pという2択×4でタイプを捉えると自分がどっちのタイプかわからなくなる場合でも、もしかしたらこのようなアプローチによってタイプを絞ることができるかもしれません。

今回書いたことは、あくまでも私なりの解釈です。正確な情報をお求めの方は、ぜひ公式が出している『MBTIタイプ入門 タイプダイナミクスとタイプ発達編』をあたってみてください。ちょっと高いですがオススメです。

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2018/08/29追記:内容を大幅に更新しました。