いざよいブログ

主にソシオニクス・MBTIについて発信するIEI(INFJ)によるブログ。

ソシオニクス入門②~モデルA~

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「MBTIの相性論」として出回っているソシオニクスについて正しく理解したい、そんな思いから始めたソシオニクス入門2回目です。今回はソシオニクス理論のなかで重要な役割を担っているモデルAについて解説していきます。

前回:

 

モデルAの8つの機能とは? 

モデルAとは、ソシオニクス独自の精神構造のモデルです。MBTIが心を主機能・補助機能・第三機能・劣等機能の4つの機能に分けたのと違い、このモデルAは心をその倍の8つの機能に分けて考えます。今回は、8つの機能がどういう働きをしているのかを紹介します。数が多くて大変ですが、少しずつ覚えていきましょう。

①主導する機能

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MBTIの主機能にあたります。中心となる機能で目立ち、さらに自信もあるので、リーダーと考えたらわかりやすいと思います。葛藤がある場合に最終決定を下すのがこのリーダーです。欠けては困りますから、危険が起きたときには優先的に守られます。どんな場面にも柔軟に適応できる一方で、一貫性もあり、ブレることがありません。

②創造する機能

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①の補佐役で、MBTIでいう補助機能にあたります。いわば副リーダーであり、状況を判断して、それをリーダーに伝えるのが仕事です。①に比べると自信がなく控えめです。仕事を任されすぎるとストレスを感じます。新しいことには強く創造性に富みますが、一貫性は欠けており、要はブレやすいです。

③規範の機能

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主機能のN/SあるいはF/Tが入れ替わったものが当てはまります。また、劣等機能の外向/内向が入れ替わったものでもあります。自覚のある短所の1つです。新しい場面に弱く自信もないのですが、社会的な場面では適応するためにがんばろうとします。また、ピンチのときに体を張って①を守ろうとするのもこの機能ですが、いかんせん弱いので常に攻撃をおそれてビクビクしています。 当ブログでは、「仮面の機能」と呼ぶことがあります。

④ 脆弱な機能

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②創造する機能のN/SあるいはF/Tが入れ替わったものがこれにあたります。自覚のある短所の2つ目です。新しい場面に弱い上、社会的なニュアンスにも疎いです。そのためいちばんの短所となり、まったく自信がなく、使用するだけでストレスを感じます。基本的には使用を避けようとします。当ブログで「急所」と言ったらこの機能を指します。

 

⑤暗示される機能

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MBTIの劣等機能にあたります。ほとんど欠けていて、自信があるとかないとか以前に「その発想はなかった」と思うような、いわば盲点です。自己実現のために必要であり、この機能について話し合うことはきわめて有用です。無意識な上、社会的なニュアンスに疎いので、悪用されないように気をつける必要があります。

⑥動員する機能

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④脆弱な機能の外向/内向が入れ替わったものがこれです。自分の行動に強く影響を与えているのですが、自分にはよくわからないため、これを①主導する機能に持っている他者から学ばなければなりません。未発達ではありますが、日常の簡単なことになら、十分この機能を使いこなせるようになります。

⑦無視された機能

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①主導する機能の外向/内向が入れ替わったものです。②と同じでブレやすいことを除けば十分に発達していますが、普段は抑圧しています。望まないコミュニケーションの際には、①を守るために活発化することがあります。

⑧証明する機能

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②創造する機能の外向/内向が入れ替わった機能です。柔軟でありかつ一貫性もある①と同じくらい強い機能なのですが、同時にもっとも無意識の深いところに沈んだもっとも無自覚な機能でもあります。激しい怒りとしてその存在を垣間見る以外には、自覚することはできないかもしれません。また、背後で世界観を形成するのもこの機能です。

16通りのモデルA

今見た8つの機能に、それぞれ8つの成分(Fi、Neなど)があてはめられます。そしてその組み合わせはタイプごとに異なるので、タイプが16通りありますから、モデルAも全部で16通りあるということになります。

全16通りのモデルAを図にまとめてみました。

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次回は、この8つの機能を2グループに分ける「意識/無意識」という区分について説明します。

2018/08/26追記:内容を大幅に変更しました。