いざよいブログ

主にソシオニクス・MBTIについて発信するIEI(INFJ)によるブログ。

理想を追うカウンセラーEII(INFP)の性格の特徴を解説するよ。

f:id:swpc5hate:20180411014914p:plain

こんにちは。これまでソシオニクスの全タイプについて、基本的な性格の特徴を紹介してきましたが、今日がついにラストになります。今回はEII(INFP)を紹介します。なんとなくMBTIとの違いやモデルAという考え方のことがわかっていただければ幸いです。

第1回は:

ソシオニクスの1タイプであるEIIは、MBTIのINFPと対応するタイプであり、Ethical-Intuitive-Introvert(倫理的で直観的な内向型)を略したものです。

 

EII(INFP)の基本性格

EIIの大きな特徴は2つ、人間的価値への興味と、思いやる力です。EIIはほかの人と、安定いていて好意的で親しい関係を維持しようとします。人の話を聞き、気持ちの面でのストレスを緩和し、感情的になってしまわないうちに口論を調停します。自分の支えを頼みにする人がいれば、ちゅうちょなく助けてあげます。自分を傷つけたり自分の不幸を願ったりするような人たちに注目して悪い記憶を残すことはしたがりません。

EIIはたいてい寛容で親切なのですが、裏切りや不正は決して許しません。どんな種類であれ強制されることには否定的であり、しぶとく耐えて抵抗します。仕事や約束を引き受けるとすぐに手抜きがわかって言及します。人間の悪に気づいて暴き出しますが、自分の知見は一般的で気の利いた仕方ではっきりと述べます。

静かで安定していて規則正しい生活リズムを好みます。人込みややかましい宣告を嫌います。仕事をするときには、作業は遅いかもしれませんが慎重で几帳面です。勤勉さ、忍耐強さ、自制心を見せつけます。EIIは他人が期待すること以上のことを自分に課すことができます。実際にやるとなると、EIIはしばしば個々の仕事のやり方を細かく命令してもらわなければいけなくなります。

EIIは感情面では洞察力が鋭くて感受性が強いので、鈍感さや残酷さには難色を示します。EIIは他人に何かを強制的にやらせることができず、この手の自己主張をすることを嫌がります。しかし自分にプレッシャーをかければ、鋭い叱責をすることができます。時々、自分に自信がなくなって自発的に動けなくなります。EIIが行う制裁の中で一番強力なのは、人を完全に無視することです。他人はEIIにつけ込むことができます。なぜなら、EIIにとって他人を拒絶するのは難しいことだからです。

出典:EII Profile by Gulenko - Wikisocion

EII(INFP)と他タイプの間柄

EIIと各タイプの間柄の表が以下です。間柄は対称な間柄が12種類、非対称な間柄が2種類の計14種類あります。相性の良し悪しがはかれる類のものではないので注意してください。

参考:相性」という言葉が見えなくするもの - ブログ

EII(INFP)から見たタイプ
同一関係
EII
双対関係
LSE
活性化関係
SLI
鏡像関係
IEE
同属関係
ESI
準双対関係
LIE
先生(恩恵関係)
ILI
監督(監督関係)
SEE
超自我関係
LSI
消火関係
EIE
準同一関係
IEI
衝突関係
SLE
協力関係
LII
幻想関係
ESE
生徒(恩恵関係)
SEI
選手(監督関係)
ILE

 

LSEとの双対関係はこちらもどうぞ:

 

EII(INFP)のモデルA

EIIのモデルAとモデルAから導けるEIIの特徴も紹介しておきましょう。ソシオニクスではモデルAからタイプを考えることができます。

参考:ソシオニクス入門②~モデルA~ - ブログ

以下が、EIIのモデルAの図です。色が濃いものほど強い/使い慣れている/得意な機能で、色が薄いものほど弱い/使い慣れていない/苦手な機能です。

f:id:swpc5hate:20180411014911p:plain

EIIの自我(意識・重視・得意)

自我の機能は、意識している・価値を感じる・使い慣れている機能です。自我は、個性やアイデンティティ、追いかけたい理想、本当にやりたいことなどに関わっています。

EIIの自我はFiとNeからできています。このFiとNeは、物事の本質から感情を捉える(Fi=個人的な感情、Ne=影響*1)、可能性を探ることで関係性を理解する(Fi=関係性、Ne=可能性)…などと解釈することができます。この自我のFiとNeの特徴が、EIIのあだ名「エンパス」や「ヒューマニスト」に反映されているわけです。

参考:ソシオニクスの「自我」ブロックとは? - ブログ

EIIのイド(無意識・軽視・得意)

イドの機能は、意識しない・価値を感じない・しかし得意な機能です。原動力であり危険から身を守る力で、動物的な本能と考えたらわかりやすいでしょう。イドに背くということは自らを危険にさらすことですから、イドに反することはしたがりませんが、イドばかり使うのは理性的でないことと考えます。

EIIのイドはNiとFeです。EIIは、人と協力するとどういう結果が得られるのか(Ni=結果、Fe=協力)、あるいは、感情表現するとどういうことになるのか(Ni=因果、Fe=激しい情動)を無意識のうちに把握しているということになります。空気を読まないことで悪い結果を招きたくはないですが、あまり重視したがりません。

参考:ソシオニクスの「イド」ブロックとは? - ブログ

EIIの超自我(意識・軽視・苦手)

超自我の機能は、価値を感じない・苦手・しかし意識している機能です。そのため、守らなければいけない社会規範として意識されます。褒められると、社会の一員として認めてもらえたようで嬉しくなりますが、あまり意識したくないのがこの機能です。

EIIの超自我はSeとTiです。EIIは、その構造の目に見える特徴は何か(Se=形、Ti=構造)、あるいは、どういう影響が考えられるか(Se=影響、Ti=分析)という視点で考えるのが苦手なのですが、同時に社会から爪弾きに遭わないためには何としてでも理解しなければならないことであるとも思っています。

参考:ソシオニクスの「超自我」ブロックとは? - ブログ

EIIの超イド(無意識・重視・苦手)

最後に超イドの機能は、無意識で苦手だけれども重視している機能です。自分に欠けている視点なので他人に教えてもらいたいと期待するのですが、教えてもらったことは何でも鵜呑みにする上、満たされないときには他人のせいにします。

EIIの超イドはTeとSiです。EIIには、生活の質のために効率化する(Te=効率、Si=生活の質)とか、平穏を保ちながら働く(Te=働き、Si=平穏)といった発想が欠けがちです。そうした自分にない視点を身をもって教えてくれる人がいると落ち着きます。

参考:ソシオニクスの「超イド」ブロックとは? - ブログ

 

また、EIIのモデルAについてもっと知りたい人は:

 

*1:各要素の解釈は、過去記事のソシオニクスの8心理機能解釈をまとめた。 - ブログから選んでいます。組み合わせて自分の好きな解釈を作ろう!